“嫌われていた”監督に猛反論「新庄は茶髪」 コーチ大焦りの事件「2軍に落とす」|球界群像 川尻哲郎#17
阪神時代の川尻哲郎氏【写真提供:産経新聞社】川尻哲郎氏が生やしたあごひげ…野村監督が問題視
1999年、阪神監督には前年の1998年までヤクルト監督を務めた野村克也氏が就任した。元阪神投手の川尻哲郎氏は開幕2戦目の巨人戦(4月3日、東京ドーム)に先発。7回3失点で勝利投手となり、野村阪神の1勝目に貢献した。だが、良かったは4月だけで、5月以降は白星から見放され、2軍落ちも経験した。おまけに、指揮官との間で“ひげ問題”まで勃発していた。
阪神が野村体制となった1999年、川尻氏は4月を3勝0敗と好スタートを切った。4月3日の開幕2戦目・巨人戦に7回3失点で勝利投手となって野村監督に“阪神1勝目”をプレゼント。4月18日のヤクルト戦(福岡ドーム)では5回3失点で2勝目を挙げ、4月25日のヤクルト戦(甲子園)では4安打完封勝利で3勝目をマークした。だが、この年は開幕から状態が決して良くなかったという。「(4月は)調子が悪いなりに抑えていただけだと思います」。
5月以降は険しい戦いが続いた。白星がつかめなくなった。6月12日の巨人戦(甲子園)では、6回1/3を3失点で勝ち負け関係なし。延長12回に阪神・新庄剛志外野手が敬遠球を打ってサヨナラ勝ちした試合で「負けている時に代わって、負け投手かなと思ったら、あんなふうになったんでしたよね。最後は誰が先発なのかわからないくらい長いゲームで……」。6月26日のヤクルト戦(神宮)では4回6失点でシーズン4敗目を喫し、2軍再調整となった。
コーチに諭され剃ったひげ…野村氏に「あまり好かれていなかった」
(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
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