【PR】盗塁王・近本光司が明かす打・守・走での活躍の裏側 意識を変えた“衝撃”の出会い

写真提供:アシックスジャパン
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リスクを厭わず挑戦し続け、つかんだ3年連続5度目の盗塁王

 阪神が誇る不動のリードオフマンといえば、近本光司外野手だ。プロ6年目の今季、打ってはリーグ2位の160安打、守っては4年連続4度目のゴールデン・グラブ賞受賞、走っては3年連続5度目の盗塁王という活躍でチームを牽引した。

盗塁王・近本光司の足元を支えるアシックスのスパイク「NEOREVIVE 4」とは?

「(シーズン)前半は自分のやりたいことがある程度、数字としても残っていたので良いデータが取れたというのはありましたが、リスクもあるとわかっていたものが中盤になって顕著に表れてしまったのが今年の反省点。終盤はそれを踏まえ、少し自分のプレースタイルを変えながら、どうやってチームに貢献するのか(取り組み)、結果として良い感じに出た。最終的に2位でしたが、しっかりチームを引っ張っていけたんじゃないかと思います」

 シーズンの収穫と反省を踏まえ、オフとキャンプで目指す方向性を決める。新たな可能性を求め、起こりうるリスクを理解しながら挑戦するのが近本流。「挑戦しないと得られないこともあるので、そこは思い切って」と言葉に力を込める。

「失敗だったか正解だったかはシーズンに入ってみないとわからない。そうなると(シーズン中に)どれだけ修正できるかが大事。修正する力は日々、挑戦して修正を重ねていくしか、つけることができない。毎日同じことをやっていても養えないので、常に新しいものを取り入れるよう心掛けています」

 同じことを継続するのは「僕の性格上できなくて」と苦笑いする。その代わりに備えるのが、高い対応力だ。毎日変化する身体の声に耳を傾け、ヒットや盗塁という結果を導くためのプロセスを思案。「それが楽しいですよね」と目を輝かせる。

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近本が大事にする「スパイク選び」 大学時代に訪れた“衝撃”の出会い

 5度の盗塁王は、赤星憲広氏に並ぶ球団最多記録だ。今季の成績(19盗塁)には満足していないが、「ケガがなかったのは自分の中で評価できる」と胸を張る。日々プレーする中で避けられないケガのリスクを含め、近本は足に対してどのような意識を持っているのか。

盗塁王・近本光司の足元を支えるアシックスのスパイク「NEOREVIVE 4」とは?

「ケガをしない身体づくりや道具選びが大事だと思いますし、それをどの段階で気付けるか。プロに入ってからなのか、ケガをしてからなのか。もっと前のアマチュアの時なのか。それですごく変わってくると思います」

 道具選びの大切さに気付いたのは、大学生の時、アシックスのスパイクとの出会いだった。「足にフィットする、包み込まれるような感覚のスパイクは初めてだった。道具でこれだけパフォーマンスが変わるんだなと」。その感動は「衝撃でしたね」と今でも忘れない。

 スパイクが変われば、足にかかる負担も変わる。「打撃の時も、走塁の時も、守備の時も常に足を使うので、足が速い選手だけではなく、それ以外の選手もすごく気を付けなければいけない部分だと思います」。足の疲労は打撃や守備にも影響をおよぼす。より長く、より良いパフォーマンスを続けるには、足元=スパイクへの意識は高く保ちたい。

 近本自身は衝撃の出会い以来、足のケガが減り、プロ入り後は6シーズンで1度だけ。継続して好成績を残している。社会人時代には他社のスパイクも併用したが、「なおさら自分の足に合う合わないが、より感覚的に入ってきた」とアシックスを選び、2024年にはアドバイザリースタッフ契約を結んだ。

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ペナントレースが佳境を迎えるシーズン終盤こそ「走らないといけない」

 近本には「走り」に関する持論がある。

「シーズン中、中盤、終盤に足の疲労が溜まって動きづらいとよく聞きますが、僕はむしろ終盤の方が走らないといけないと思うんです」

盗塁王・近本光司の足元を支えるアシックスのスパイク「NEOREVIVE 4」とは?

 ペナントレースが佳境を迎えると、1勝、1プレーが大きく物を言う。だからこそ、「監督も走ってほしいと思うので、そこで足の疲労が溜まって走れないって(あり得ない)。しっかり結果を出すためには、とにかくケガをしない、コンディションを整えることが大事」と言い切る。

 藤川球児新監督の下で臨む2025年シーズン。リーグ優勝、そして日本一奪還を目指すチームにとって、球団新記録となる6度目の盗塁王が期待される近本自身にとって、重要なシーズンとなることは間違いない。目指す結果をつかむためにも、足への意識を研ぎ澄ませる。

(Full-Count編集部)