地元密着を目指すDeNAが横浜駅に進出 ビアカフェから目指す野球と街の融合
横浜の日常と球団を繋ぐ場に、岡村球団社長「人と人とがちゃんと語り合える場を作っていきたい」
オープンに先駆け、6日にメディア向けに行われた内覧会に出席した岡村信悟球団代表取締役社長によれば、出店を計画したのは1年以上前のこと。「横浜スポーツタウン構想に基づいて、ベイスターズは横浜駅近くにショップを設けたり、出陣式を桜木町駅前や赤レンガで行ったり、横浜スタジアム以外にも我々のブランドを伝える発信基地を置いています。コロナ禍でも少しずつ日常を取り戻す中で、街の賑わいを生み出し、人と人とがちゃんと語り合える場を作っていきたいですね」と、横浜の日常と球団を繋ぐ場となることを願った。
「COFFEE AND BEER &9」では球団オリジナルビールやコーヒーが提供される他、モーニングメニューとして2種類(コンビーフ・3種チーズとベーコン)のホットサンドを提供。ランチやカフェの時間帯にはチキンカレーやチキンオーバーライス、ディナーの時間帯にはビール&タパスセット、ベイスターズビール飲み比べセットなども用意されている。カウンター席や壁側の席には電源があるなど、ビジネスパーソンや学生にもうれしい配慮がなされている。
オープンを記念して10日から16日まで、オリジナルポストカードをプレゼント。三嶋一輝、乙坂智、パットン、ソトの4選手×2デザインの全8種類が用意されている。また、同期間に「BALL PARK COFFEE豆」を購入するとオリジナルトートバックがプレゼントされる。
地元密着を掲げる球団が、より一層、横浜に身近な存在となりそうだ。
(佐藤直子 / Naoko Sato)