「現役世界最強打者」ミゲル・カブレラがメジャー史上最高給に!?

カブレラが手にする1年当たりの年俸平均は3100万ドル

　タイガースのミゲル・カブレラ一塁手（30）がメジャー史上最高給選手となることが分かった。USAトゥデー電子版などが報じた。関係者によると、カブレラは総額2億4800万ドル（約252億9000万円）の8年契約の更新で合意に達した模様だという。

　カブレラは現在総額4400万ドル（約44億9000万円）で2年の契約期間を残しているが、2015年シーズン終了時から契約は切り替わる見込み。10年総額で2億9200万ドル（約297億8000万円）という圧倒的な条件となっている。

　これまでの最高年俸選手は禁止薬物使用疑惑などで今季公式戦出場停止となっているヤンキースのアレックス・ロドリゲス三塁手の10年契約2億7500万ドル（約280億5000万円）で、カブレラはこれを上回る。

　カブレラが新たに更新した8年間の1年当たりの年俸平均は3100万ドル（約31億6000万円）となり、先日ドジャースと契約を更新したクレイトン・カーショー投手の7年契約の1年当たりの平均年俸3070万ドル（約31億3000万円）をも凌ぐ。カブレラは40歳となる2023年まで大型契約が保証されることになる。

　カブレラはキャリア通算打率3割2分1厘、365本塁打、1260打点。2012年には三冠王に輝いた。2年連続でア・リーグMVPに選出されており、将来の殿堂入りも確実視される現役最強打者。それだけに手にする報酬も破格だ。

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フルカウント編集部●文　text by Full-Count