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またも9回2死で偉業を逃したダルビッシュに伝説の名投手が“省エネ投球”のススメ

現役時代にメジャー史上最多となる7回のノーヒットノーランを記録している伝説の名投手、ノーラン・ライアン氏が、ノーヒットノーラン達成まであと1人というところで偉業を逃したレンジャーズのダルビッシュ有投手にアドバイスを送っている。

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試合序盤での球数を減らすことがポイント

 現役時代にメジャー史上最多となる7回のノーヒットノーランを記録している伝説の名投手、ノーラン・ライアン氏が、ノーヒットノーラン達成まであと1人というところで偉業を逃したレンジャーズのダルビッシュ有投手にアドバイスを送っている。ダラス・モーニングニュースが報じた。

「(ノーヒットノーランに)そこまで近づいたのなら、まだ27人全員を打ち取ったわけではないと自分に言い聞かせなければいけない。それがベースボールというものだ。ノーヒッターを実現するためにユウにとって、大事なことの1つは、試合序盤での球数を減らすことだ。かさんだ球数はその後の投球の足かせとなる。125球も投げることに慣れていないだろう。序盤に多く球数を投げた上で完封するには、終盤の球数に注視しなければいけないからね」

 昨年までレンジャーズのCEOを務め、今年からはアストロズのエグゼクティブ・アドバイザーを務めているライアン氏はこう語ったという。

 現役時代に最多奪三振11回など数々の栄誉を手にし、殿堂入りを果たしている伝説の投手は現役時代、9回にノーヒットノーランを逃した経験が5度もあり、これも史上最多だという。そのうち2度はレンジャーズに所属していた1989年だったと記事では伝えている。

 昨年4月のアストロズ戦でも9回2死で完全試合を阻止されているダルビッシュは、現地時間9日のレッドソックス戦でも9回2死でノーヒットノーランを逃した。8回終了時の球数は113球。特に2回にグレイディ・サイズモア外野手をフライに仕留めるまでに8球、3回にA・J・ピアジンスキーを三振に仕留めるまでに7球を要するなど、ライアン氏の指摘する通り、序盤に相手打者に粘られるシーンがあった。

 球数を減らす省エネ投球こそが快挙達成の鍵だとライアン氏は主張している。メジャー通算68試合で完投経験のないダルビッシュにとって大きなヒントになりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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