イチローにとっては“超異例” メッツ戦を負傷欠場

11日のブルワーズ戦で腰付近を痛める

 ヤンキースのイチロー外野手が現地時間12日のメッツ戦を故障により欠場していたことが明らかになった。

 地元ニューズデイ紙のヤンキース番記者エリック・ボランド氏がツイッターで速報したもの。イチロー自身は7-9で敗れたメッツ戦後、地元メディアの取材に通訳を介して「膝は大丈夫。背中(腰)が問題。故障者リスト入りする必要は考えていない」と語っているようで、重傷ではないようだ。

 イチローは11日のブルワーズ戦6回の守備でスライディングキャッチにトライした際、膝が芝生のくぼみにはまった。このプレーの際に腰付近を痛めた模様だ。このため、この日の試合前は打撃練習もしていなかった。ジラルディ監督は今後について「日々様子をみながら」と語っている。故障が少ないイチローにとって負傷欠場は異例のことだ。

 ヤンキースは故障者続出だ。CC・サバシア投手は右膝の負傷で故障者リスト入り。イバン・ノバ投手もトミー・ジョン手術を受け、今季絶望となっており、マイケル・ピネダ投手も背中の筋膜炎で故障者リストに入っている。

 さらにカルロス・ベルトラン外野手がこの日、打順を待っている際のスイングで右肘を痛め、精密検査を受けることが決まった。打率3割6分4厘のイチローも離脱となるとピンストライプの名門はさらなる苦境に立たされることになる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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