5年連続2ケタ勝利の黒田博樹に絶賛の嵐 「彼は結果を出し続けている」

好調を維持する黒田に監督も喜ぶ

 ヤンキースの黒田博樹投手が3日のレッドソックス戦で7回4安打1失点8奪三振無四球という圧巻の投球を見せ、5-1での勝利に貢献した。プレーオフ進出に向けて負けられない試合が続く中、役割を全うするベテラン右腕を同僚が絶賛している。

 黒田は今季開幕直後の4月は防御率5・28と不振を極めたが、右膝を手術したCC・サバシア投手、右肘の靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)を受けたイバン・ノバ投手、広背筋を肉離れしたマイケル・ピネダ投手ら先発陣が次々と故障離脱した5月2週目以降は、防御率3・43と安定した成績を見せている。

「他のシーズンも彼はしっかりとしたピッチングを見せてくれた。(今年の)4月は少し不安定だったが、乗り越えた。腕の振りに力がなかったし、スライダーのキレもなかった。少し心配していたが、5月から力を見せてくれて、ここまで好調を維持してくれた」

 ジョー・ジラルディ監督はプレーオフ進出争いの大詰めで3連敗中だったチームに貴重な1勝をもたらしたエースの復調を喜んだ。

 ESPNも速報で「ヒーローのピッチング」と黒田の名前である「Hiro」と「Hero(英雄)」をかけて絶賛。「黒田はとてつもないピッチングをしてのけた。7回を投げ、たったの4安打1失点。ヤンキースは黒田のコンディションを維持するためにできるだけエクストラ(余分)の休暇を与えようとしている。今回も登板間隔を空けたことで、とても力強く見えた」と高く評価している。通常の中4日よりも登板間隔を1日空けたことでベテランはスタミナを十二分に回復したと見ている。

 また、女房役のブライアン・マッキャン捕手も「今シーズンのいつも通りのピッチングだよ。彼は一球一球、一試合一試合ずっと安定していると思う。彼は結果を出し続けているんだ」と絶賛。会心のピッチングも“通常営業”だとして、特別視していない。それほど、黒田の安定感は同僚から信頼を寄せられている。

 この日奪った8三振は5月6日のエンゼルス戦(4-3勝利)以来の今季最多タイ。7回以上を投げ、8奪三振以上、無四球というピッチングはメジャーでキャリア4度目という問答無用のパフォーマンスだった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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