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「チームと事業の両輪がかみ合う」横浜DeNA 観客動員が3年間で42%増に

横浜DeNAが今季の事業総括を発表し、主催試合の観客動員が昨対比110%となる156万4528人、1試合平均で2万1730人だったことを明らかにした。

DeNAベイスターズ

「アクティブサラリーマン戦略」の成功

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横浜DeNA 年間総動員数の推移(主催全72試合)

 横浜DeNAが今季の事業総括を発表し、主催試合の観客動員が昨対比110%となる156万4528人、1試合平均で2万1730人だったことを明らかにした。

 今季は67勝75敗2分で5位に終わったが、一時はCS進出争いに絡み、勝率も昨季の.448から.472へと向上。その裏で営業面でも順調に飛躍を遂げている。2011年に12球団で最下位だった観客動員数は12年からの3年間で42%増となり、総動員数で8位にまで浮上した。

 球団側はレポートで「最後までCS争いをできるほどに勝てるようになってきたチームの成長、そして、球団経営のマーケティング戦略やファン獲得の様々な施策の成果があり、チームと事業の両輪がしっかりとかみ合って強い組織になってきた結果と考えています」と分析している。

 大きな要因とされているのは「アクティブサラリーマン戦略」の成功だ。30代を中心に20代後半から40代の社交性の高い男性を「アクティブサラリーマン層」としてメインターゲットに設定し、その戦略に沿ってチケットやグッズ、イベントや情報発信などを企画。結果、世代別では30代男性がダントツの伸びを見せ、昨年から3・2%増となった。

 合わせて女性向けや家族向けのイベントを行うことで30代女性も顕著な伸びを見せ、狙いの1つだった年間1、2回程度来場するようなライト層の拡大にも成功した。

 また、公式ファンクラブの女性会員がここ2年間で約4・5倍となり、来場者の3分の1以上が女性という調査結果も出るなど、女性ファンも著しく増加。同時に地域密着型の取り組みも積極的に展開し、その成果も順調に出ている。プロ球団としては成績だけでなく、いかに多くのファン、スポンサーを獲得できるかも重要な要素。横浜DeNAの来季の躍進にも期待だ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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