ジャイアンツファン、日系4世イシカワのサヨナラHRボールを本人にプレゼント 代わりにワールドシリーズのチケットを贈られる

バークさんは一躍有名人に

 石川隆という日本名を持つ同選手は、ハワイに渡った日本人を曾祖父に持つ。2006年にジャイアンツでメジャーデビューし、2010年のワールドシリーズ優勝に貢献したが、その後はブリュワーズ、オリオールズ、ヤンキースなどを転々とした。昨季はマイナー暮らしを味わった。

 今年4月25日に古巣ジャイアンツとマイナー契約を結んだが、今季途中には現役引退も視野に入れていたという。16日のカージナルス戦ではレフトを守っていたが、3回に外野フライの目測を誤り、後逸。先制点を献上してしまった。迎えた9回のサヨナラ弾は、汚名返上の一発だった。

「イシカワのサイン入りバットや欲しいものは何でも代わりにもらえた。最初はワールドシリーズのチケットをもらえないかと聞いたけど、それは可能かどうか分からないと、スタッフは言っていた。いずれにしてもボールは渡すことに決めたんだ」

 ボールをプレゼントされたイシカワは、バークさんへお礼にサイン入りバットを渡したという。バークさんがその後、地元ラジオ局の番組でこのエピソードを披露すると、ジャイアンツから連絡があり、24日のサンフランシスコで行われるワールドシリーズ第3戦のチケット4枚が贈られることになったという。この幸運を手にした“交渉上手”なバークさんにはその後も地元メディアの取材が殺到。一躍地元の有名人となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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