ジーターの後継者は苦労する? ヤンキース元主将が予言

後継の苦悩を知る元主将が自身の経験からアドバイスを送る

 4日(日本時間5日)にニューヨークのホテルで行われた募金ディナーに元ヤンキース主将で、現ドジャース監督のドン・マッティングリー氏がゲストとして参加。ニューヨークで関心を集める、デレク・ジーターの後継者となる遊撃手探しに際して、自身の経験を通してまだ見ぬ後継者にアドバイスを送っている。ニューヨーク・ポスト紙など複数メディアが報じている。

 マッティングリー氏はヤンキースで1982年から1995年まで一塁手としてプレーし、うち5年間、第10代キャプテンを務めた。背番号23はチームの永久欠番となっている。引退後はコーチ職を経て、2010年からナ・リーグ西地区のドジャース監督に就任。昨年、今年とチームを2年連続で地区優勝に導いている。

 ポスト紙によると、マッティングリー氏は「デレクのすぐ後を任されるのが誰であろうと、手荒いものになるだろう」と話したという。

 引退時に、自身の抜けた一塁を任されたティノ・マルティネスの初年度の苦悩を回顧し「彼はファンから厳しい扱いを受けた」と話すマッティングリー氏。デイリーニューズ紙によると、同氏とマルティネスは代理人が同じため、後継にあたっては相談を受ける機会もあったという。記事では彼らが後日明かした笑い話として、マルティネスが、マッティングリー氏がヤンキース時代に住んでいた家を買いさえしたエピソードを紹介している。

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