マーリンズ、25歳主砲スタントンとメジャー最高額の13年377億円で合意

プロスポーツ史上でも最大規模の大型契約、現地19日に発表へ

 マーリンズと今季ナ・リーグ本塁打王のジャンカルロ・スタントン外野手(25)がMLB史上最高額となる13年総額3億2500万ドル(377億円)で合意に達した。米テレビ局「FOXスポーツ」電子版など複数メディアが報じている。

 今季、打率.288で本塁打37本、105打点の成績でシーズンを終えたスタントンは本塁打王に輝き、ナ・リーグのMVP争いではドジャースのクレイトン・カーショー投手に次ぐ、2位の票を集めた。メジャー5年目で通算634試合出場で打率.271、154本塁打、399打点。25歳のスラッガーとマーリンズの契約延長交渉は3億ドル以上の大型契約になるとされ、全米の注目を集めていた。

 マーリンズの公式サイトによると合意に達した契約にはノートレード条項(トレード拒否権)も含まれており、現地19日に正式に発表される見通しだという。

 これまでのメジャー史上最高額はタイガースの強打者ミゲル・カブレラの10年2億9200万ドル(338億円)。これを上回る今回の契約はプロスポーツ史上でも最大規模とされている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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