紅白戦で初の大谷VS中田 特大一発含む2安打の中田が“勝利宣言”

中田、154キロの直球を本塁打も「本当にすごいピッチャー。オーラをすごく感じた」

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4回9奪三振の投球を見せた大谷【写真:編集部】

「すごいバッターなので、あのくらいのボールは打たれて当然」と大谷。ホームランは真ん中への154キロの直球。開幕へ向けての調整段階で行われた紅白戦ということもあり、死球を避けるため内角を攻められず、配球は外角中心となった。

 打った中田本人は「打ってもスッキリ感はないかな」と本音を明かし、栗山英樹監督も「(選手やファンが)相対的に楽しんでくれたのはよかった」と言いつつ「今日はピッチャーには大変だったと思う」と気遣った。

 大谷は中田に続いて新外国人のハーミッダにもホームランを打たれて連続被弾となったが、予定通り4回で降板。2本塁打を含む4安打2失点で計17打者から9三振を奪う内容に「今までの試合の中では良かった」と振り返った。初の開幕投手に向けて調整は順調に来ており、完勝した中田も「改めて打席に立って本当にすごいピッチャーだと思った。オーラをすごく感じた」と絶賛した。

 日本ハムの投打の主役が、シーズンに向けてお互いを高め合う貴重な時間となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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