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黒田博樹の“復帰2戦目”は6回5安打2失点 日本でもしっかりQS達成

メジャーリーグから8年ぶりに広島に復帰した黒田博樹投手が15日、オープン戦2度目の先発マウンドに上がった。この日は6回5安打2失点4奪三振。初被弾や初四球はあったものの、安定感のある投球でクオリティースタート。随所に黒田らしい投球を見せた。

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初被弾、初四球はあったものの、安定感のある投球を披露

 メジャーリーグから8年ぶりに広島に復帰した黒田博樹投手が15日、本拠地マツダスタジアムのオリックス戦で、オープン戦2度目の先発マウンドに上がった。8日の“日本復帰戦”は打者13人を39球で抑えるパーフェクト投球を披露した右腕。この日は6回5安打2失点4奪三振。初被弾や初四球はあったものの、安定感のある投球でクオリティースタート(QS、6回以上を自責3以内)。随所に黒田らしい投球を見せた。

 この日も初回から快調に飛ばした。1番・平野への初球は内角へ食い込むカットボール。1球で一ゴロに仕留めた。2番・安達にもカットボールを使って1ボール2ストライクと追い込むと、最後は内角高めへのツーシームで詰まらせて遊ゴロ。昨季、さらに、パ・リーグ首位打者の3番・糸井も一ゴロ。アウトはすべてゴロで、わずか10球で3者凡退に打ち取った。

 すると、その裏に広島打線は1番・鈴木、2番・菊池の2者連続ホームランで2点を先制。この日は黒田を援護した。

 2回、黒田はブランコをツーシームで三ゴロに打ち取ると、中島は低めへの145キロの直球で空振り三振。しかし、Tー岡田には初球のカーブをライト前に運ばれた。これが8年ぶりに日本で浴びたヒットに。しかし、初のセットポジションでも落ち着いた投球は変わらず、続くヘルマンは追い込んでから130キロのスプリットで空振り三振に仕留めた。この回も12球と球数の少なさ変わらず。

 3回は坂口にツーシームをセンター前に運ばれ、初めて先頭打者の出塁を許す。続く伊藤へのカウント1ー1からの3球目は内角へ食い込む強烈なツーシーム。伊藤は自打球を左足に当て、ベンチに下がった。交代した斎藤は外角へのスライダーで空振り三振に仕留め、二盗を狙った坂口を石原が刺してゲッツー。平野にはライト前ヒットを許したが、安達は中飛で無失点に抑えた。

 その裏、広島打線は丸、グスマンのホームランなどで7点を追加。援護に恵まれないことが多い黒田だが、この日は序盤で大量点をもらった。

 味方打線の長い攻撃が終わって迎えた4回。黒田は先頭の糸井にレフト前に運ばれると、ブランコに初球をレフトスタンドに運ばれる。ツーシームが真ん中高めに入った失投によるオープン戦初失点に思わず苦笑いを浮かべた。

 しかし、ここから落ち着いた投球を続ける。いずれもツーシームで中島を三ゴロ、Tー岡田を一ゴロ、ヘルマンを遊ゴロに仕留めて、傷口を最小限に食い止めた。

 5回は先頭の坂口に対してフルカウントから投じたツーシームが低めに外れる。オープン戦初四球となったが、ここでも動じない。続く斎藤は二ゴロ、平野は中飛と2人を3球で打ち取り、あっという間に2アウト。最後は安達をツーシームで二ゴロに仕留めた。

 ここで球数は67球に達したが、6回も続投。糸井を二ゴロに打ち取ると、4回に2ランを浴びたブランコは変化球で空振り三振。最後は西野を二ゴロに仕留め、77球でマウンドを降りた。

 この日も安定感のある投球で6回を投げきった黒田。メジャーでは先発投手の基準の1つとされるQSでしっかりゲームを作った。シーズン開幕へ向け、着々と準備を進めている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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