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味方の落球にも、自分を責めたプロ注目右腕 垣間見せたエースの「決意」

26日の第87回選抜高校野球大会6日目。1回戦最終カードとなった豊橋工-東海大四は、まさかの結末が待っていた。

阪神甲子園

痛恨の落球で失点、敗戦後に豊橋工エースが発した言葉とは

 26日の第87回選抜高校野球大会6日目。1回戦最終カードとなった豊橋工-東海大四は、まさかの結末が待っていた。

 0-0の7回、豊橋工は2死満塁を迎える。しかし、プロ注目のエース・森奎真は、東海大四の4番・邵広基に対し、内角ストレートで二塁後方へポップフライを打たせた。

 3アウトを確信した豊橋工応援席から歓声が上がる。ところが、甲子園名物の浜風に押されたのか、ボールはふらふらと舞い、守備陣を惑わせた。

 右翼手・岡竜生よりも早く落下地点についた二塁手・鈴木教真が捕球を試みたが、ボールはグラブからこぼれ落ちた。痛恨の落球。走者一掃され、3点を献上した。初出場初勝利は大きく遠のいた。

 0-3で惜敗。エース・森は、コーナーを突く制球力とキレのいいスライダーを投げ分け、13三振を奪った。自責点はゼロ。内容は、互角かそれ以上と言えるものだった。

 あの落球がなければ――。球場にいた誰もがそう思うところで、悲運の背番号1となった森が発した言葉の節々には「エースの品格」が漂っていた。

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