黒田、2740日ぶりの日本復帰戦で初ヒット 右翼線を破る二塁打

初打席は1、2塁の好機も空振り三振

 メジャーリーグから8年ぶりに広島に復帰した黒田博樹投手が29日、2740日ぶりに日本のマウンドに上がった。マツダスタジアムでのヤクルト戦で今季初先発。本拠地は超満員となり、登板前に黒田の名前がコールされると、割れんばかりの大歓声が巻き起こった。

 黒田は4回まで無失点の好投。すると、バットで魅せた。0-0で迎えた4回、2死1塁で迎えた第2打席で、1ストライクから外角高めへのヤクルト杉浦の直球を強振。短く持ったバットで捉え、右翼線に運んだ。

 復帰後初ヒットとなる二塁打で2、3塁とチャンスを広げたが、続く野間は二ゴロ。自らのバットで大きくチャンスを広げたが、先制点は奪えなかった。

 黒田は2回2死1、2塁の好機では空振り三振に倒れていた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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