藤川球児が7日の開幕戦ピンチ? 右股関節の違和感で精密検査へ

「藤川が今季開幕を故障者リストで迎えそうになっている」と地元紙

 レンジャーズの藤川球児投手が右股関節に異常を訴え、故障者リストで6日(日本時間7日)のアスレチックスとの開幕戦を迎える可能性が浮上した。地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」が報じている。

 藤川は3月31日(同1日)のカブスとのオープン戦で8回2死一塁の場面から登板した。ここは空振り三振を奪ったが、続投した9回はアウトも取れずに降板。結果は1/3回で3安打1四球1三振5失点(自責点4)。レンジャーズは10-15で敗れ、藤川は敗戦投手となっていた。

 この試合後、藤川は右股関節の筋肉に違和感を訴え、本拠地を置くテキサス州アーリントンでチームドクターのキース・マイスター氏による精密検査を受けることが決まったという。記事によると、サド・レバインGM補佐は藤川の故障について、古傷だと語っている。

 通常は数日間、投球練習を行わずにリハビリを行うことになるとされ、記事では「この怪我は、藤川が今季開幕を故障者リストで迎えそうになっていることを意味する」と分析している。レンジャーズでは、すでに右肘靭帯損傷のダルビッシュ有投手がトミー・ジョン手術を受け、今季絶望となっている。

 ブルペンで戦力として期待されている藤川もまさかの故障離脱危機。昨年、記録的な数の故障者を出したレンジャーズはア・リーグ西地区最下位に。復活を期す今年も開幕前からケガ人が続いている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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