好投の田中将大を監督&女房役も称賛 「先発ローテの先頭に立つ男」

マッキャンは制球力&3つの球種を称賛、「すべてのボールにキレがあった」

 記事の中でマッキャンはそう語っている。田中は昨年の前半戦に圧巻のピッチングを続け、7月の右肘靭帯部分断裂で2か月半離脱するまで、サイ・ヤング賞候補と評価されたが、当時の投球を取り戻しつつあることがその言葉からも分かる。

 また、女房役は地元紙「ジャーナル・ニュース」の特集の中でエースの好投の理由について「制球力。それに尽きるね」と語っている。

「彼のボールをミット越しに感じて、これは本当に打たれないだろうなと感じていた。すべてのボールにキレがあった。カットボールも動いていたし、ツーシームもそう。間違いなくスプリットも良かった。いつも通りの感覚だったよ。少ないカウントで多くのアウトを奪うこともできた。それこそが彼にとって、長いイニングを投げる上で重要なことなんだ」

 マッキャンはそう話し、田中の投じた3つの球種を絶賛している。

 前回のレイズ戦から中3・5日という日程の中で94球を投げ、ストライクは60球。防御率は3・22となった。ここ2試合の好投で、エース田中は再び高い評価を得ている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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