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中田翔は「チームが勝つための4番」 その打撃の真髄とは

ホームランはヒットの延長――。こう言う選手は現在も過去も少なくない。ただ、日本ハム不動の4番・中田翔にとって、それはチームバッティングの延長にある。

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好調・日本ハムを牽引する中田、栗山監督も「翔はチームが勝つための4番」

 ホームランはヒットの延長――。こう言う選手は現在も過去も少なくない。ただ、日本ハム不動の4番・中田翔にとって、それはチームバッティングの延長にある。

 初球を豪快にフルスイング。その迫力に球場内からどよめきが起こる。かと思えば、コンパクトなスイングで打球をヒットゾーンに弾き返す。追い込まれれば、巧みに逆方向へも押っつける――。

 4月を終え、日本ハムは単独首位をキープ。得点はリーグトップの103を数える。その中で、中田は両リーグ通じて単独トップの8本塁打をマーク。22打点もリーグ1位タイだ。文字通り、4番の重責を果たし、好調のチームの屋台骨を支える。

 だが、本人曰く「ホームランを狙っている? それはケースバイケース」。現在、プロ野球界を代表する長距離砲は、こう断言する。

 純粋にチームの勝利を追い求めているからこその言葉だ。4月29日のソフトバンク戦。初回に豪快な先制3ランを左中間スタンドに放り込んだ。それでもチームは5-10で敗れた。「逆転されたら意味がない」。そう言い切った。

 筋肉の鎧をまとった屈強な肉体。風貌も正直、いかつい。どこか誤解されやすい面もあるが、チームや後輩を思う気持ちは、かなり強い。毎オフ、次のシーズンに向けて後輩に様々なノルマを課す。クリアした者に豪華商品を自腹でプレゼントしていることは有名な話だ。

 指揮官に就任以来、中田を4番に固定し続けてきた栗山英樹監督は常々、口にする。

「チームのために打っているよね。もちろん、ホームランを狙う場面だってある。いろんなタイプの4番がいてもいい。翔はチームが勝つための4番」

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