ハマの番長が挑む大記録 三浦大輔は歴代トップタイの23年連続勝利なるか

5日のヤクルト戦で今季初先発、歴代5位タイに迫る連続安打記録にも注目

 4日のプロ野球では、ロッテの40歳・井口資仁内野手が2本塁打と気を吐いた。さらに、44歳の中日・谷繁元信兼任監督が、27年連続本塁打をマーク。楽天のレイ、巨人・井端、中日・小笠原といった“アラフォー”の選手が開幕から勝利に貢献しているシーンが今年は目立つ。

 そして、またひとり。約1か月遅れの開幕を迎える大ベテランが「ハマの番長」こと、DeNAの三浦大輔投手。41歳の右腕がヤクルト戦で今季初先発する。5日、こどもの日の見所だ。

 三浦は1993年にプロ入り初勝利を挙げてから、22年連続で勝利を挙げてきた。三浦がもし、今シーズン勝利すると、工藤公康(現ソフトバンク監督)の1985~07年、中日・山本昌の88~10年の23年に並び、歴代トップタイになる。

 山本昌はまだ現役だが、2011年に記録が途絶えているため、今年、来年と勝利すれば、三浦は記録を更新していくことになる。また、勝利と同様にヒットも毎年マークしていることから、23年連続安打となれば、歴代5位タイの記録。バットにも注目だ。
 
 オープン戦では日本ハムの大谷翔平を技で抑えるなど、ベテランの味を見せた。現在、投打ともに好調で巨人に0・5差と肉薄するベイスターズが、三浦で首位奪回を狙う。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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