マーリンズ名物オーナーがまた大ナタ 監督解任に「ローリアの狂った世界」

監督解任も、チームが抱える問題は1つではない?

 また、米紙「USAトゥデー」は「マーリンズは新しい声を求めるが、マイク・レドモンドの解任は毎度同じ繰り言」と見出しで特集した。「今回は、マイアミでファイアーセールは行われない。ただのクビだ。そう、またしても」と今回の監督更迭について、恒例行事のように評している。

 レドモンド監督は17日の8回2死まで相手のシェルビー・ミラー投手にノーヒットノーランに抑え込まれていたブレーブス戦後、オフィスに戻ると、ユニフォームを脱ぐ間もなく解任を告げられたという。強化責任者のマイケル・ヒル氏の「我々は新たな声を探している」という解任発表時の声明も紹介している。

 一方、地元テレビ局「CBSスポーツ」は「マーリンズはあわやノーヒット、レドモンド解任で底を打つ」と特集している。

 記事では「マーリンズのオーナー、ジェフ・ローリアはチームが不振時に序盤で監督をクビにしてきた歴史を持つ」と報じる一方、チームの抱える問題は1つではないと指摘する。

 打撃陣と投手陣は不調で、新戦力の首位打者ディー・ゴードンは素晴らしいが、マーティン・プラドとマイケル・モースは期待を下回るプレーだと言及。そして、椎間板ヘルニアでDL入りしていたクリスチャン・イエリッチは故障に加え、打率1割7分8厘と不振にあえいでいるとも分析している。

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