ライトゴロや二遊間の連携プレー 華麗な守備が生まれる理由

22日の中日戦でライトゴロを完成させた橋本

 見事な連携プレーだった。

 22日の中日-巨人戦。7回1アウト。中日の谷繁元信選手兼任監督の打球は一、二塁間を破り、ライトへ。巨人屈指の強肩、ライト・橋本到は捕球すると一塁のアンダーソンにめがけて送球し、アウトにしてみせた。ライトゴロが完成し、ナゴヤドームのライトスタンドからため息がもれた。

 以前、巨人ではライトの長野久義が一塁のロペス(現DeNA)とのコンビでライトゴロを何度も演出していた。2人は良く話し合い、いける時があればやろうと確認していた。特にバッターが投手の時などは浅く守ることが多いため、成功しやすい。データや傾向なども頭に入れてプレー。いつでも対応できるように備えていた。

 14日の広島戦では二遊間のゴロをセカンドの片岡治大が逆シングルで捕球。踏ん張って投げては間に合わないタイミングだったため、流れの中でショートの坂本にグラブトス。走ってきた坂本は捕球するとその勢いで一塁に転送してアウト。華麗な連携プレーで打者走者の松山をアウトにした。

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