イチロー、古巣本拠地で2885安打&単独38位 ヤ軍監督「来年には3000本」

移籍後、ヤンキースタジアム初帰還の41歳に敵将「監督としては使いやすい選手」

 マーリンズのイチロー外野手が17日(日本時間18日)の敵地ヤンキース戦で「9番・ライト」で先発。8回1死一塁の場面で右前打を放ち、単独38位に浮上する通算2885安打をマークした。左腕ウィルソンの96マイル(154キロ)をしぶとく一、二塁間を抜いた。

 イチローにとっては移籍後初のヤンキースタジアムでの一戦。試合前には選手やクラブハウス係らの挨拶を受け、笑顔で談笑。田中将大ともお互いのキャッチボール中に一言、二言交わした。ファンからは拍手を送られ、球場名物のロールコールも受けた。

 また、昨季までともに戦った41歳について、ヤンキースのジラルディ監督は「イチローは毎日プレーすることを望んでいた。監督としては使いやすい選手。レギュラーでは出ていないが、来年にはメジャー通算3000安打を達成するのではないか」と話した。

 イチローはこの日3打数1安打で、メジャー通算ではザック・ウィートを抜き歴代単独38位に浮上。打率.289となった。マーリンズは3安打に封じられ、1-2で敗れた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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