DeNAが約3週間ぶり白星、連敗「12」でストップ 筒香は約1か月ぶり12号

6回に一挙4得点で逆転、巨人破り6月2日以来の勝利

 DeNAは23日、東京ドームで行われた巨人戦に7-2で勝利。実に6月2日以来となる白星で、連敗を「12」で止めた。2回に相川のホームランで先制を許したDeNAは、6回表に打線が繋がり、一挙4点を奪って逆転に成功。長いトンネルを抜けた。

 2回裏、DeNA先発の久保は簡単に2アウトを取るが、堂上にレフトへツーベースを許し2死二塁。ここでバッターボックスには得点圏打率が5割を超える相川。相川は1-1から高めのボールを強振すると、打球は左中間スタンド中段まで届く先制の3号2ランホームラン。巨人がツーアウトから2点を先制した。

 連敗が続いているDeNAは、3回から5回まで続けてランナーを得点圏に進めるが、あと一本が出ず、得点を奪うことができない。

 6回表の攻撃も、乙坂、梶谷が倒れ2アウトとなるが、筒香が四球で歩くと、ロペスがセンター前ヒット、さらに続くバルディリスも四球を選び2死ながら満塁のチャンス。ここで高木勇と相性の良い倉本がレフト前に運んで2者が帰り、DeNAが同点に追いついた。さらに荒波も四球で歩くと、巨人は高木勇を諦め戸根をマウンドへ。DeNAは代打の下薗がセンターへ打ち返し、遂に4-2と逆転に成功する。

 DeNAは6回を田中、7回をモスコーソ、8回をエレラと小刻みなリレーで抑えると、9回表には梶谷のタイムリーで1点を追加。さらに筒香が約1ヶ月ぶりとなる12号2ランをバックスクリーンに叩き込み、7-2と試合を決めた。

 9回のマウンドは守護神・山崎康。6月12日以来のマウンドとなった山崎は、9回をしっかり締め、DeNAが巨人を逆転で7-2と下し、遂に連敗を12で止めた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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