上原浩治がマイナー降格の“後輩”村田透にエール 「チャンスは必ず来る」

上原「下から這い上がって、メジャーまで来たのは、本当に凄いこと」

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オリオールズ戦に先発したインディアンス・村田透【写真:田口有史】

「大体大の後輩、村田がオリオールズ戦にメジャー初登板。結果は残念だったけど、下から這い上がって、メジャーまで来たのは、本当に凄いことです。こんな選手は日本人初じゃないかな??  彼はA (シングル) からだからね。 仕組みを知ってる人なら、マジで凄いって思うはず! すぐにマイナーに落ちたけど、40人枠にも入ったみたいだし、チャンスは必ず来る。メジャーの舞台で会える日を楽しみに、自分も頑張るぞ~」

 上原はそう綴っている。

 村田はオリオールズ戦で3回1/3を投げ、2本塁打を含む4安打5失点(自責3)で初黒星を喫し、翌29日に3Aコロンバスに再降格。ダブルヘッダーでアクティブ・ロースターの枠が特別に1人増え、26人目の選手として登録されていただけに、当初から1試合で降格するとされていた。

 だが、上原は大阪体育大、巨人と自身と同じ道を歩んできた後輩が5年をかけて1Aから這い上がったことを評価。今回の抜擢で村田がメジャー契約の40人枠に入ったため、再昇格へのハードルが下がったことに触れながら、今後の奮起を期待してエールを送った。

 村田もこの日、ブログで「チームの勝利に貢献できず先発としての役目も果たせなく残念です。しかし、それよりもこの経験でたくさんのものを得ることができました。そこは自分にとってすごくプラスです」と前向きにコメントを綴り、「またメジャーに上がった時にベストなピッチングができるようにこれからまた練習しその時に備えたいと思います」と気持ちを新たにしている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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