【高校野球】果たして決勝に進出するのは? 仙台育英か早実か、東海大相模か関東一か

関東から3校、仙台育英は東北勢初の優勝目指す

 第97回全国高校野球選手権大会は19日に準決勝2試合が行われる。第1試合は仙台育英(宮城)-早稲田実(西東京)、第2試合は東海大相模(神奈川)-関東一(東東京)が対戦する。

 プロ注目の右腕・佐藤世那、主砲の平沢大河を擁する仙台育英は1989年の準優勝が夏の最高成績。当時は帝京に延長戦の末に0-2で敗れた。それ以来、26年ぶりとなる決勝進出なるか。

 迎え撃つ早実は怪物ルーキー清宮幸太郎や主将の4番加藤雅樹らを中心に打線に勢いがある。早実が勝てば、斎藤佑樹(日本ハム)を擁して優勝した2006年以来、9年ぶりの決勝となる。

 一方、早くから優勝候補に挙げられていた東海大相模はプロ注目の小笠原慎之介、吉田凌両投手を擁し、打線も勝負強さを見せる。名門の最後の夏決勝は2010年大会で当時は興南に1-13で敗北。1970年以来、45年ぶりとなる夏頂点に向けて、戦力は充実している。

 対する関東一は驚異の身体能力で走攻守で活躍するオコエ瑠偉をはじめ、今大会2本塁打を放っている長嶋亮磨など勝負強いバッティングが目立つ。これまで夏は1985年大会の8強が最高。今大会は初の決勝の舞台を目指す。

 注目の第1試合は11時、第2試合は13時30分開始予定となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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