まるでジョーダン? 41歳の美技に「エアー・イチロー」

敵地のため息誘ったイチローの好守

 マーリンズのイチロー外野手が、29日(日本時間30日)の敵地ナショナルズ戦で2回に華麗なジャンピングキャッチを披露した。マーリンズ公式ツイッターは、大跳躍を見せた41歳のレジェンドに対し、米NBAシカゴ・ブルズで活躍したバスケットボールの神様、マイケル・ジョーダンの異名にちなみ「エアー・イチロー」と命名している。


イチローのスーパープレーを紹介するマーリンズ公式ツイッター

 2回2死の場面でイチローが魅せた。先発ケーラーの真ん中低めの93マイル(約150キロ)のストレートをラモスが強振。長打を確信した敵地スタンドに「オー、イエー!」の歓喜の声が上がる中、強烈なライナーはぐんぐん右中間に伸びていった。

 しかし、イチローはこの打球を猛然と追いかけると、背走しながら大ジャンプ。グラブを伸ばし、見事に打球をもぎ取った。敵地の歓喜の声は、一瞬にしてため息に変わる。マーリンズの公式ツイッターは、このスーパープレーの動画を紹介しながら「エアー・イチロー」と命名し、レジェンドの妙技を称えた。その跳躍力は、信じられない滞空時間の長さで美しいダンクシュートを決め、世界中を沸かせてきた本家「エアー」を彷彿させたようだ。

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