【U-18野球W杯】負傷のオコエ、キューバ戦欠場も決勝出場“志願” 「自分はいく気でいる」

韓国戦で右太ももを4針縫う負傷

 前日4日の韓国戦で負傷し、5日のキューバ戦を欠場した高校日本代表のオコエ瑠偉外野手が6日の決勝戦、アメリカ戦への出場に強い意欲を見せた。

 オコエは12-0で7回コールド勝ちした韓国戦の6回の守備でダイビングをした際に負傷。「右太ももの切創」と診断され、球場内の診療所で4針を縫う治療を受けた。大会本部の発表ではこの日のキューバ戦、6日の決勝戦の出場は可能とのことだったが、キューバ戦に関してはスタメンに入らず、試合前の練習も一部別メニューをこなしていた。

 キューバを9-0で下した試合後、オコエは「芝が硬く、着地した時にスパイクごと全部持っていかれた」と負傷のシーンを振り返る一方、「明日(6日)は自分は全然いく気でいる」とアメリカ戦の出場を“志願”。また、ここまでの自身の打撃に関しては「木製バットで打ち方を変えて、今まで少しだけやってきただけなので、まだまだこれからです」と分析した。

 驚異の身体能力で日本の勝利に貢献してきたオコエ。初の世界一がかかる舞台で再び躍動感あふれるプレーを見せることはできるか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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