田中将大の早期復帰に慎重な声も 「タナカはまだ怪我に悩まされている」!?

地元メデイアに右太もも裏の張りがなくなっていないことを明かした田中

 右太もも裏の張りで離脱しているヤンキースの田中将大投手が、25日(日本時間26日)にブルペンでの投球練習を行った。指揮官はその内容に手応えを示したものの、地元メディアは故障の現状に慎重な見方を示している。ESPNは「マサヒロ・タナカはハムストリングの怪我に未だ悩まされている」と報じている。

 田中は18日(同19日)のメッツ戦で送りバントを試み、一塁にダッシュした際に右太もも裏を痛めた。精密検査の結果、「グレード1」の張りと診断され、23日(同24日)のブルージェイズ戦の先発を回避。その後、調整を続け、25日午後に負傷後初となるブルペンに入った。

 記事によると、ブルペンで31球を投げたエース右腕は通訳を介して「力を入れて投げることができた」と語ったという。同時に、右太ももの張りの状況については「まだ完全になくなってはいません。まだ1週間かそこらなので、張りがなくなっていればいいなと思いましたが、まだ張りはあります」と明かしている。

 グレード1の張りでも完治には一般的に2週間から3週間を要するため、故障後、わずか1週間の田中は違和感が完全になくなっていない状況のようだ。それでも「今日ブルペンですごくいいボールが投げられたので、これはいい兆候だなと思います。いい方向に向かっていると思います」と前向きに話したという。

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