日ハム杉谷、まさかのキャラチェンジ? 定位置奪取へ「硬い表情で…」
来季の年俸は日給17万5000円!? 「今まで以上に明るくアグレッシブに」
日本ハムのムードメーカー・杉谷拳士内野手が4日に札幌市内の球団事務所で750万増の年俸2450万円で契約更改した。敵地・西武プリンスドームで特別アナウンスが流れるなど球界屈指の“いじられキャラ”だが、交渉後の会見では一変、マジメに定位置奪取へ燃える決意を明かした。
――サインは?
「もちろん押させてもらいました。今年は内野も外野もやって、右も左も打って。その辺りのチーム貢献を評価してもらいました。(席上では)来年の話が8、9割でした。身が引き締まる思いで、いつになく緊張した契約更改になりました」
――金額は?
「来年の1試合当たりの日給は17万5000円になります。年俸は計算してください。あと、Yahooニュースで流す時は『硬い表情で会見した杉谷』と出してください。『杉谷は来年にかける気持ちが違うな』と思われるように」
――今季は84試合出場で、打率は自己最高の2割9分5厘を残した。
「打撃ではインパクトを残せたと思います。ただ、もっと打てたなという印象があります。ここ3、4年は1軍でふがいない成績で、今年にかける思いもありました。もっと考えながら打てば、打率も残せた。変な欲が出てしまって、このちょっとの差がレギュラーを取れなかったことにつながっていると思う」
――球団からどんな話があったか?
「『25歳になる年。明るい性格で、 見ている人たちを勇気づけられる選手像。チームの中心になってやってくれ』と言ってもらえました。背番号も61番から2番に変わって、発言、行動が重くなってくる。今まで以上に明るくアグレッシブにハッスルプレーをやっていきたいです」