黒田博樹の日本球界最高年俸が米国でも話題に 「最もリッチな選手に」

2億円増の6億円でサイン、ヤンキースは先発ローテが最大の“弱点”!?

 来季の現役続行を決断した広島の黒田博樹投手が契約更改交渉で2億円増の年俸6億円でサインし、球界最高年俸を手にすることになった。メジャーリーグから8年ぶりに復帰した今季は大きな期待を背負い、26試合の登板で11勝8敗、防御率2.55。存在感を見せた。

 オリックス・金子千尋投手の5億円を超え、日本球界最高年俸となった40歳右腕は米国でも話題となっており、ニュージャージ州最大のニュースサイト「nj.com」も「元ヤンキースのヒロキ・クロダが日本で最もリッチな選手となった」との見出しで特集。ドル換算で来季年俸が490万ドルとなると報じた。一方でメジャーではそれ以上の年俸だったにも触れ、ドジャースとの契約時の年俸が740万ドル(約9億円)、ヤンキースの最終年は1600万ドル(約19億5000万円)だったことも紹介している。黒田は昨オフも米国で高額年俸を手にする選択肢がありながら、広島復帰を決断し、話題となっていた。

 今回の記事の下では現在のヤンキースのウイークポイントについて読者アンケートを実施。先発ローテ、平均年齢、攻撃陣、ブルペンの4択となっており、日本時間20日午後の時点では先発ローテに投じる人が53%と過半数に。ヤンキース在籍3シーズン全てで2桁勝利を挙げ、先発ローテを守り続けた男を惜しむかのような結果となった。ベテラン右腕は移籍後1年を経過してもいまだに現地の人々の記憶に刻まれているようだ。(※金額は推定)

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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