日本最速、ボーンヘッド、杉谷イジり、寿司…日ハムの2015年10大ニュース

レギュラーシーズン2位も堂々の貯金17…タレント揃いの日ハムの2015年

 昨季限りで稲葉、金子らベテランが去り、大幅に若返った日本ハム。今季はシーズン序盤から好調をキープし、レギュラーシーズン2位となった。日本一連覇を達成したソフトバンクには12ゲーム差をつけられたものの、79勝62敗2分けで貯金17は堂々の数字だった。

 クライマックスシリーズファーストステージではロッテに1勝2敗で敗退したものの、来季以降に期待を持たせる戦いぶり。Full-Count編集部ではそんな日本ハムで今年印象に残ったプレーや出来事などを厳選。ランキング形式で振り返ってみたい。

○10位 有原、新人王獲得

 昨秋ドラフトで最多4球団が競合した右腕は、早大時代の右肘痛の影響から開幕2軍スタート 。デビューが5月15日にずれ込んだものの、18試合に登板し8勝6敗、防御率4.79をマークした。チームでは10年の榊原諒投手以来12人目の新人王となった。

○9位 栗山監督、来季続投

 稲葉、金子が現役引退するなど世代交代が激しい中で、2年連続CS進出圏内の2位と奮闘。球団、選手の人望も厚く、大谷には厳しくするなど選手に応じた接し方で若いチームをまとめた。栗山監督が希望する単年契約で、04年の北海道移転後では最長となる5年目の指揮となる。

○8位 斎藤、プロ初の中継ぎを経験

 今季は開幕ローテに入ったが、12試合登板(先発は7試合)で、1勝3敗、防御率5.74。それでも、前半戦にプロで初めての中継ぎを経験。カウント球から勝負球のフォークを使い、かわすのではなくストライクゾーンで勝負する投球術に手応えを感じている。来季は再び先発で勝負。1月はヤクルト・大引、同僚の杉谷らと共に米ハワイで自主トレする。

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