156キロ右腕、ダル絶賛右腕、高校NO1左腕…今秋のドラ1候補はこの12選手

“超目玉”右腕筆頭に好投手ズラリ…現時点での今秋ドラ1候補を探る

 2016年を迎え、アマ球界では今秋のドラフトでプロ入りを狙う逸材たちにとって、勝負の年が幕を開けた。

 今年のドラフト候補を見渡してみると、創価大の156キロ右腕・田中正義が「1位競合間違いなしの超目玉」としてメディアの話題は集中しているが、田中以外にも好素材が揃っている。

 最高の栄誉となる1位指名を受けるのは12人。そこで、田中を含めて現時点で評判の高い1位候補12人を厳選し、まとめて紹介する。

○創価大・田中正義 投手/右投右打

 すでに説明の必要がないほどの脚光を浴びているが、やはり魅力となるのは最速156キロを叩き出す剛腕と底知れぬスケール感だろう。昨夏は大学日本代表のエースとしてユニバーシアード優勝。秋にはリーグ戦でノーヒットノーランに防御率0・00と快挙を次々と遂げた。新チームでは自ら立候補して主将に就任し、年末年始は休まずトレーニングを重ねた。ドラフトイヤーに懸ける意識の高さが見て取れる。

○明大・柳裕也 投手/右投右打

 田中とともに昨夏の大学日本代表で活躍した147キロ右腕。投球自体に派手さはないが、正確なコントロールとソフトバンク・武田を彷彿させる質の高いカーブなど多彩な変化球も操る。大崩れすることがない実戦型だ。名門・横浜高出身で、昨年は1年先輩で日本ハムドラフト1位・上原健太を差し置いて主戦を務め、すでに東京六大学通算12勝を挙げている。

○神奈川大・浜口遥大 投手/左投左打

 こちらも大学日本代表に名を連ねた実力派。投球に荒々しさは残るものの、サウスポーながら150キロ超の直球と鋭く落ちるチェンジアップを武器にしたパワーピッチャー。母校の佐賀・三養基高は無名ながら、大学で急成長し、2年春の全日本大学選手権で準優勝を遂げた。「大学NO1左腕」の呼び声高い。

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