楽天移籍の栗原が古巣への恩返し誓う 胸に刻む「耳に突き刺さるような声援」

ブログで報告「また東北人になります」

 広島から楽天に移籍した栗原健太内野手が古巣への恩返しを誓っている。22日に更新した自身のブログで改めて移籍を報告。感謝の気持ちを示した。

 1999年のドラフト3位で日大山形高から広島に入団。主砲として活躍したが、近年は右肘の手術を受けるなど故障に苦しんだ。昨年オフに16年間プレーした広島に自由契約を申し入れて退団。入団テストの末に楽天に加わった。

 栗原は昨年10月の退団報告以来、3か月ぶりにブログを更新。「今シーズンから、楽天ゴールデンイーグルスの選手として仙台に行くことになりました。人生の約半分を広島で過ごしたので、実家へ帰った時も既に会話が広島弁の僕ですが、あ、広島弁のクオリティーについては広島人に言わせると、まだまだのようですがまた東北人になります」と綴った。

 一方で、「辛いことはたくさんあったけど自分が自由にならない自分に足掻いていた日々、そういう時こそ大事なものが見えたりしました。2軍なのに代打なのにバッターボックスで耳に突き刺さるような声援を頂きました。ありがとうございました」と感謝し、新天地で「誰かの心を熱くできるようなプレー」を見せることで古巣のファン、また、チャンスをくれた楽天のファンへ恩返しすることを誓っている。

 2014年、15年と1軍でプレーできなかった34歳。新天地での復活に期待がかかる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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