3000安打に逆風? マーリンズ新監督がイチローの出場機会減を示唆

メジャー3000安打まで65本に迫るイチロー、マ軍新指揮官が起用方針語る

 今季からマーリンズを率いるドン・マッティングリー監督が、3000安打に残り65本に迫っているイチロー外野手について昨季ほど起用しない方針を示している。球団公式サイトが「マイルストーンは意識しているが、マッティングリーはイチローを過度に起用しない」との見出しで伝えている。

 同監督は現役時代、ヤンキース一筋でプレーし、キャプテンとして名門を牽引。2011年から5シーズンはドジャースを率い、今季からマーリンズの監督に就任した。メジャー本塁打王のバリー・ボンズ氏も今季から打撃コーチに就任しており、デービッド・サムソン球団社長はイチローを含めたスター3人の化学反応に大きな期待を寄せている。

 その新指揮官はスプリングキャンプでイチローの起用方針に言及。153試合に出場した昨季ほど出番は回ってこないとの見通しを示したという。

 指揮官は「昨季、彼は必要以上にプレーをしたと思う」と振り返った上で、「必要以上にプレー時間を制限するつもりはないが、使い過ぎることもない」とコメントしている。

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