前田健太、岩隈と初対決で5回2失点の好投 「またいつか投げ合えるように」

初回に3連打で2失点も修正、「今日のようなピッチングができれば」

 ドジャースの前田健投手は21日(日本時間22日)、オープン戦マリナーズ戦に登板し、5回4安打2失点5奪三振無四球と好投した。初回に3連打で2点を失ったものの、その後は好投。5回を65球でまとめた。初対決となったマリナーズの岩隈久志は4回1/3を8安打3失点だった。

 初回は先頭のマルテに右中間への二塁打を打たれると、サルディナスにはレフト前に運ばれ、無死二、三塁とされる。ここでカノにライト前へのタイムリーを浴び、2者が生還。いきなりの3連打で2点を失った。

 しかし、続くクルーズを三ゴロ併殺打に打ち取ると、リンドは見逃し三振。続く2回は2死からアイアネッタにレフト前ヒットを打たれたものの、オマリーを投ゴロに仕留めた。

 3回以降は好投。マルテを空振り三振、サルディナスを一ゴロ、カノを見逃し三振と、初回に3連打を許した1番から3番を3者凡退に打ち取る。4回もクルーズを空振り三振、リンドを二ゴロ、ロメロを左飛と危なげない投球。5回はクレベンガーを空振り三振、アイアネッタを右飛、オマリーを三ゴロと3イニング連続の3者凡退に仕留め、この日の登板を締めくくった。

 試合後は「今日のようなピッチングができればいいなと思いますし、やっぱり点を取られた時にしっかり粘って、それ以降の回を今日みたいにしっかり抑えていくことが大事になってくると思う」と手応えを明かした。

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