いつだって最後のつもり―6年連続8度の手術を乗り越えたロッテ右腕の覚悟
2016.03.24
特別な思いで開幕を迎える男がいる。内竜也投手、30歳。プロ13年目を迎える今シーズン、10年ぶり2度目の開幕メンバー入りを果たそうとしている。
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特別な思いで新シーズン迎える内竜也

 特別な思いで開幕を迎える男がいる。内竜也投手、30歳。プロ13年目を迎える今シーズン、10年ぶり2度目の開幕メンバー入りを果たそうとしている。6年連続8度の手術を乗り越えての開幕。久しぶりの順調なスタートに、高ぶる気持ちが全身からみなぎる。

「プロ野球選手にとって開幕は特別ですよ。開幕独特の雰囲気がある。こんなに長い事、この世界にいるのにボクは一度しか経験はしていませんが、その雰囲気が好き。06年以来ですね。この場に立てる幸せを感じながら、しっかりと仕事を果たしたい」

 その表情には充実感がみなぎる。春季キャンプの一軍参加も実に2010年以来6年ぶりだった。当時はオープン戦で結果を残せず、開幕一軍から漏れた。その後、シーズン中に手術。クライマックスシリーズ前に復帰し、ポストシーズンで鬼神の働きを見せ、その名は一躍、野球ファンの知るところとなった。

 だが好事魔多し。その直後に待っていたのは右足首の手術。肘、肩、足首、さらに盲腸。昨年まで6年連続での手術によるリタイヤ。治れば、また手術の辛く苦しい日々が待っていた。そんな不運の連続にも気持ちを切らすことなく、いつも前を向いた。持ち前の負けん気から、あえて弱音を吐かなかった。時には強がり、自分を信じ、どんな時もプラス思考でひたすらリハビリを重ねる背中があった。

「もちろん悔しいし、辛かった。でも、いつも自分の中で絶対に落ち込まず、どんな時も前を向こうと思っていました。手術をするからには絶対に手術をする前の自分より少しでも良い状態でマウンドに戻ってやろうと。『アイツ、もう終わったなあ』と言っている人たちに、今に見ていろよと思いながら日々、取り組みました。ずっと、強い気持ちを持つことを意識していました」



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