球史に残る名捕手が誕生していた? NFLブレイディが自作野球カードを公開

1995年エクスポズ18巡指名、ブレイディが究極の「たられば」

 NFLの大スターQBトム・ブレイディが究極の「たられば」に思いを馳せた。

 ニューイングランド・ペイトリオッツで4度スーパーボウル優勝を経験し、そのうち3度はMVPに輝いていたブレイディは、高校時代にはフットボールのほかにもバスケットボールと野球をプレー。当時は野球選手としての評判の方が高く、1995年6月2日に行われたMLBアマチュアドラフトで、当時のモントリオール・エクスポズに左打ちの捕手として18巡目でドラフト指名されていた。同年にドラフトされたメジャーリーガーには、ケリー・ウッド(カブス1巡目)、トッド・ヘルトン(ロッキーズ)、ロイ・ハラデー(ブルージェイズ1巡目)ら、そうそうたるメンバーが名を連ねる。

 エクスポズとは契約せずに、フットボールの強豪ミシガン大学に進学したブレイディは、NFL史上に残るスター選手へと成長し、スーパーモデルのジゼルと結婚するわけだが、もし野球の道を選んでいたら……?ドラフト以来、そんな自問自答を続けていたか定かではないが、ブレイディは自身のFacebookページに自作のベースボールカードを投稿し、21年前のドラフトを振り返った。

「21年前の今日、1995年MLBドラフトでエクスポズに指名される幸運に与った。だけど…フットボールを選んでおいてホントよかった!みんなはどう思う?」

 もし捕手としてエクスポズと契約していたら?球史に残る名捕手になっていた可能性はある。そんなパラレルワールドも面白かったかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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