広島守護神・中崎、“ヒヤリ”場面も圧巻の三者連続三振「痛みはちょっと…」

アクシデント発生も18セーブ目

 広島の中崎翔太が22日の本拠地阪神戦の9回から登板。球場内を凍り尽かせる場面もあったが、最後は締めて18セーブ目をマークした。

 2点リードでの出番。先頭の鳥谷の打球が左の足首付近を直撃。足をひきずりながらベンチに下がり、アクシデント発生かと場内は騒然となったが、治療を受けて再びマウンドに戻ってきた。

 心配そうにチームメートが見つめる中で、守護神は貫禄をみせた。

 一発を浴びれば同点の場面で、上本に対しては外のスライダーを振らせて三振。続く大和は外の149キロ直球で見逃し三振に仕留めると、最後は代打の狩野にも、カウント2―2から外角低めに149キロのストレートをズバリ。狩野のバットはぴくりとも動かず、圧巻の三者連続三振で締めくくった。

 中崎は「骨には異常はないので大丈夫です。痛みはちょっと……。あれで目が覚めたと思います」とアドレナリン全開の投球を振り返った。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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