【高校野球】明徳義塾が沖縄勢に初勝利 2年西浦が満塁弾で8強一番乗り

馬淵監督は夏の大会通算29勝目、渡辺元智氏(前横浜高監督)を抜き歴代単独3位

 第98回夏の甲子園は16日から3回戦に入り、ベスト8をかけた戦いが始まった。第1試合は明徳義塾(高知)が初出場の嘉手納(沖縄)が13-5と快勝し、3年ぶりの準々決勝進出を決めた。

 明徳義塾の馬淵監督はこれまで沖縄勢と3度対戦し、未勝利だったため警戒心を強めていたが、中盤以降打線がつながった。3回に1点を先制すると、4回には今井、立花のタイムリー3得点。6回には2年生の3番・左の強打者の西浦が右中間へ満塁本塁打を放ち、試合を決めた。

 この日まで馬淵監督は夏の大会通算勝利数で渡辺元智氏(前横浜高監督)と並ぶ歴代3位タイ(28勝)だったが、この勝利で29勝目を飾り、単独3位となった。

 嘉手納はアルプススタンドの大声援を背中に受け、初めての甲子園を戦ったが惜しくも3回戦で敗退した。初戦で前橋育英(群馬)に10-3と2桁得点したパワーの一端を、8回無死からの6連打4得点で発揮するも、開きすぎた点差は埋めきれなかった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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