ダルビッシュ自己最多タイ7失点で5敗目 8奪三振も2被弾&4四球で自滅

2回までに4失点後は調子戻すも、5回に3点弾を浴びてKO

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が17日(日本時間18日)、本拠地でのアスレチックス戦に先発し、今季5敗目(5勝)を喫した。5回を投げて自己最多タイ7失点。8奪三振を記録する一方で、7安打4四球と乱調で、この日まで通算2勝8敗と大きく負け越しているアスレチックスに敗れた。

 初回先頭ウェンドルにいきなり先制弾を喰らう波乱の幕開けとなったこの日。2回も先頭から3者連続四球で無死満塁とすると、続くマックスウェルに二遊間を割る2点適時打をセンター前に運ばれた。レフトへの犠牲フライで、さらに1点を失い、2回までに合計4失点した。

 3回から少しずつ調子を取り戻したようにも見えたが、時折ボールが制球できずに右打者の顔付近をかすめることも。それでも毎回三振を奪いながら踏ん張った。

 5回は順調に2死まで奪ったが、ヒーリーに中前打、続くアロンゾに四球を許して2死一、二塁としたところで、セミアンに26号3点弾を左翼へ運ばれ、自己最多タイとなる7失点を記録。86球(56ストライク)を投げて、6回から救援陣にマウンドを託した。5回を投げて7安打8奪三振4四球7失点(自責7)で防御率3.81。

 レンジャーズは6回にゴメスの2ランで2点を返したが、7回と8回にリリーフ陣が捕まって、2-11と大敗した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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