ホークス、今宮の決勝打で先勝! 1点差逃げ切りでCSファイナル進出王手

千賀が初回2被弾も7回2失点12K

 ソフトバンクが8日、本拠地ヤフオクドームで開幕したクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでロッテに4-3と競り勝ち、ファイナルステージ進出に王手をかけた。2-2の同点の8回に今宮が勝ち越しの2点適時打。9回にデスパイネのソロ弾で1点差に迫られたものの、逃げ切った。

 CSファーストステージ第1戦。先発のマウンドを託された千賀が初回、いきなりロッテ打線につかまる。清田に先頭打者アーチを許すと、デスパイネにもソロ弾を被弾。本拠地に嫌なムードが漂った。

 しかしその裏、内川のタイムリー二塁打で1点を返すと、3回にも内川が4番の仕事をやってのける。ロッテ先発・涌井から左翼席へ貴重な同点ソロ。援護を受けた千賀は2回以降立ち直り、7回まで毎回の12三振を奪うなど得点を与えない。

 千賀、涌井ともに7回2失点で降板。すると8回に試合が動く。ソフトバンクはロッテ2番手・内を攻め、ヒットと2四死球で無死満塁とすると福田は捕邪飛に倒れたが、続く今宮がレフト前へ2点適時打。貴重な勝ち越し点を奪った。

 9回は守護神サファテがマウンドへ。先頭のデスパイネにソロ弾を浴びて1点差に迫られたものの、リードを死守して勝利した。ソフトバンクはこれで日本ハムが待つファイナルステージ進出へ王手。9日の第2戦で勝つか引き分ければ、ファーストステージ突破が決まる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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