ドジャースが激戦制して2勝2敗のタイ! 勝負は第5戦までもつれる

カーショーが7回途中5失点、8回にアットリーが値千金の決勝打

 11日(日本時間12日)に行われたナ・リーグ地区シリーズ第4戦は、ドジャースがナショナルズを6-5で下し、勝負を2-2のタイに戻した。両軍は13日(同14日)に場所をワシントンDCに移し、シリーズ突破を掛けた大一番を戦う。

 まさにシーソーゲームだった。ドジャース先発はエース左腕のカーショー。初回1死一、二塁からマーフィーに右適時打を許して1点先制されるが、直後の攻撃でゴンザレスが2点弾を右中間席に叩き込み、逆転に成功する。

 カーショーは3回にもマーフィーの犠飛で1失点するも、直後の攻撃で自ら二塁打で出塁すると、ターナーの左適時打で生還。押し出し四球もあって、この回に2点を追加。5回にピーダーソンの適時打で1点を加えて3点リードを得たドジャースは、カーショーの力投もあり、このまま勝利へ突き進むかと思われた。

 だが、7回先頭エスピノーザに左前打されたところから流れが変わる。2死一、二塁で迎えた打者はハーパー。カーショーはフルカウントまで追い込んだが四球を与えて満塁としてしまう。ロバーツ監督はここで投手交代に踏み切ったが、2番手バエスがワースに死球を当てて2点差に。なおも2死満塁で、3人目のアビランを送ったが、この日絶好調のマーフィーにセンターへ2点適時打を運ばれて、同点に追いつかれてしまった。

 流れは完全にナショナルズに傾いたように見えたが、ドジャースは8回裏、2死一、二塁からアットリーの右適時打で1点勝ち越しに成功。最後は守護神ジャンセンが1点を守り抜いて、勝負を2勝2敗の五分に戻した。

 このカードは13日(同14日)に再び舞台をナショナルズの本拠地ワシントンDCに移し、リーグ優勝決定シリーズ進出を賭けた決戦を行う。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY