ロッテ伊東監督、田村に“超追い込み”要望「一番練習やらなきゃならない」

ロッテの鴨川秋季キャンプがスタート

「超! 追い込み!!」をキャッチフレーズに1日、ロッテの鴨川秋季キャンプが始まった。

 初日は朝からあいにくの雨で、鴨川市営球場に隣接する室内練習場でスタート。投手では唐川、関谷の先発組に、来季から先発に転向するとみられる西野、セットアッパーの南ら、野手では岡田、中村、鈴木大地とレギュラークラスも参加。長谷川孝夫・鴨川市長の歓迎の挨拶を受けた伊東監督は「Aクラスという最低目標は達成したが、上位2チームとの差を痛感している。粘っこいチーム作りをしたい」と抱負を述べた。

 本球場が使用できないため「超! 追い込み!!」の本番は2日目以降に持ち越されたが、昼過ぎから野手はバスに40分近く揺られて、鴨川から勝浦の国際武道大学室内練習場に移動。午後4時半過ぎまでバッティングに守備練習、捕手はワンバウンド捕球の練習に汗を流した。

 総工費10億円といわれる室内練習場には、毎年鴨川秋季キャンプの際にお世話になっているようで「日本一の室内練習場です」と伊東監督も感謝。今キャンプのテーマは個々のレベルアップで、実戦形式は極力排し、基本は個人の追い込みを主にする。

 捕手は田村を筆頭に吉田、江村ら5選手が加わっているが、指揮官は「田村も左うちわじゃない。レギュラーの形は出てきたが、(来季が)一番大事な年。一番練習をやらなきゃならない」と、田村自身の“超追い込み”を期待していた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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