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西武が手に入れた“掘り出し物” ドラ4高卒外野手・鈴木将平の持つ魅力

今秋のドラフト会議で西武からドラフト4位指名を受けた静岡高校の鈴木将平外野手が仮契約を交わした。契約金4000万円、年俸600万円(推定)。背番号は未定だ。

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上位指名の実力を持つ好打の外野手、木製バット対応も問題なし

 今秋のドラフト会議で西武からドラフト4位指名を受けた静岡高校の鈴木将平外野手が仮契約を交わした。契約金4000万円、年俸600万円(推定)。背番号は未定だ。

 左投左打の外野手は非凡な打撃センスを持っている。高校球界ではナンバーワン外野手と言っていい存在だろう。今年の高校生は投手が豊作だったため、指名順は4位だったが、ドラフト前にはある球団スカウトが「2位、3位の上位も十分に考えられる」と話すほどの逸材。投手2人、内野手1人を指名した後に、鈴木を4位で指名できた西武は“ドラフト巧者”と呼んでいい。

 鈴木の魅力は高校生ながら、木製バットをいとも簡単に操れることにある。「僕の得意なのは、反対方向に打つことです。高校でも木製バットで練習をしていました」と話しており、プロの世界に入っても、木製バットへの対応は問題ないだろう。リストが強いため、ボールを体ギリギリに引き寄せてもスイングにしなりがあり、かつバットのヘッドスピードが速く、左方向へ長打を飛ばすことができる。ボールを見る時間も長いため、球の見極める能力も高い。父親である孝治さんは試合があるたびにビデオカメラを持参して、息子・将平の打撃フォームを撮影し、一緒に違いを見つけるなど、毎日の研究の積み重ねで成長してきた。

 静岡高校では1年からレギュラーで、その年の夏から3季連続で甲子園出場した。今年の夏は静岡大会の4回戦で敗退したため、あまり全国的に名前が知れ渡ることはなかったが、高校日本代表にも選ばれて活躍した。1位の今井達也(作新学院)とは日本代表で一緒に戦った縁もあり、入団後は2人で支えあっていく。

 高卒入団選手が伸びる環境と定評のある西武ライオンズでどのような花を咲かせるのか、注目だ。近い将来、パンチ力のある好打者として、必ず西武ドームのビジョンに名前が刻まれることだろう。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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