今オフも話題に 日米プロ野球選手の登録名&背番号が変わるワケ

今オフも話題となっている登録名&背番号変更

 シーズンが終了し、毎年のようにこの時期に話題となるのが、「背番号変更」や「登録名変更」のニュースだ。プロ野球の場合、ドラフトや新加入選手の影響で背番号変更を余儀なくされる場合や、期待の表れとして球団から“新たな”背番号を打診される場合もある。

 先日、楽天からは岡島豪郎選手の背番号27から4への変更、今江敏晃選手の登録名が今江年晶に、そして哲朗選手が西田哲朗へと変更となることが発表された。さらに埼玉西武は、「ふさわしい選手になってきた」という理由で伝統的な背番号である3番を浅村栄斗選手に託すことを発表した。

 プロ野球では毎年のようにこのようなニュースが話題となるが、メジャーリーグでも一般的なのだろうか。

 背番号に関しては日本と同様にシーズン終了後の変更は多い。その理由の多くは、メジャーデビューを果たす時、多くの選手が番号を自ら選ぶという特権を得ていないからである。スプリングトレーニングからメジャーデビューが確約されて新たなシーズンに突入する選手は極わずかである。大抵はシーズン途中に昇格をし、デビューを果たす場合が多く、その際は空いている番号の中から与えられるケースがほとんどだ。

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