元ロッテ監督バレンタイン氏が駐日米国大使の候補に? 米メディアが伝える

トランプ政権下の駐日米国大使候補に浮上、米メディア「新たな型破りな人事」

 元ロッテ監督のボビー・バレンタイン氏(66)がドナルド・トランプ次期大統領(70)政権下で駐日米国大使に抜擢される可能性を米メディアが伝えている。米地元ラジオ局「WEEI」電子版がレポートしている。

 バレンタイン氏は1995年と2004年から09年までロッテで采配を振るなど、親日家としても知られている。メジャーでもレンジャーズ、メッツ、レッドソックスなどを指揮した同氏について、米メディアは複数の関係者の証言として、トランプ政権における駐日米国大使の候補の1人に浮上していることを伝えている。バレンタイン氏はすでにトランプ政権移行チームと就任に関する会談を持ったという。一方、同氏が就任についてのコメントを避けたことも伝えられている。

 トランプ氏は次期政権の中小企業庁長官にプロレス団体WWEの元CEOのリンダ・マクマホンさんを指名する方針を伝えられたばかりで、今回の人選も「新たな型破りな人事」と驚きをもってレポートされている。

 一方、記事ではバレンタイン氏が親日家であること、1980年代からトランプ次期大統領や同陣営幹部ら一族と関係が深いことなどを紹介。また、「バレンタインは現在の日本の安倍晋三首相と友好関係にある」とも伝えており、同氏がトランプ政権で日米間の架け橋となるかもしれない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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