抹消のロッテ岡田、40打席33打数で打率.000 0安打のシーズンワースト記録は?

ロッテ・岡田幸文【写真提供:千葉ロッテ・マリーンズ】
ロッテ・岡田幸文【写真提供:千葉ロッテ・マリーンズ】

NPB屈指の守備範囲を誇る岡田、決して「専守防衛」の選手ではないが…

 ロッテの岡田幸文外野手が10日に出場選手登録を抹消された。9日のオリックス戦では8回に代打で出場して二ゴロ。今季は40打席33打数0安打。四球は5つ得ているが、打率は.000となっていた。

 岡田はNPB屈指の守備範囲を誇る外野手であり、2011、2012年には連続してゴールデングラブ賞に輝いている。打っても2011年は.267(18位)、12年は.262(19位)をマーク。通算打率も.255と決して「専守防衛」の選手ではなかったが、今季は出場機会に恵まれないこともあって、シーズン半ばを過ぎた現在まで無安打だ。

 このまま無安打のままシーズンを終えることは考えにくいが、ここまでヒットが出ないのは、深刻な事態だ。

【シーズン0安打の打数ワースト5傑】

大崎隆雄(大洋)1961年 39打数0安打 6四球2犠打
高橋尚成(巨人)2001年 39打数0安打 0四球5犠打
円子宏(南海)1955年 37打数0安打 4四球6犠打
西村龍次(ヤクルト)1994年 36打数0安打 2四球2犠打
鈴木孝政(中日)1982年 33打数0安打 0四球5犠打
吉見一起(中日)2008年 33打数0安打 0四球3犠打

 5傑6人はすべて投手。投手には投球という重大な任務があり、一般的には打てなくても看過される。野手では、シーズン通じて30打数以上で無安打に終わったのは1例だけだ。

昨年は岡田の同僚が30打数無安打を記録

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