ハム田中賢が頭を抱え歓喜したワケ 同級生鶴岡の“惜別打”が反響「絶対に笑顔になれる」
同級生の鶴岡が代打で登場し中前打、田中賢もベンチで思わず頭を抱え喜ぶ
■オリックス 5-1 日本ハム(27日・札幌ドーム)
今季限りで引退する日本ハムの田中賢介内野手が27日、今季最終戦となった本拠地オリックス戦に「2番・DH」で出場し2安打を放ち日本通算1499安打で日米20年間のプロ生活にピリオドを打った。同級生のヒットに田中賢が思わず頭を抱え喜んだ瞬間が話題になっている。
この試合、日本ハムが唯一の得点を挙げたのは8回2死一、二塁から放った田中賢の右翼フェンス直撃のタイムリーだった。だが、それをお膳立てしたのは同級生・鶴岡のバットだった。
8回1死走者なしから代打で登場した鶴岡はオリックス山岡が投じた130キロのスライダーに食らいつき中前打を放った。ベンチで座っていた田中賢は“まさかのヒット”に立ち上がり頭を抱えながら大喜び。
この瞬間を「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeチャンネルは「『F田中賢を驚愕させたヒット』…誰が打った!?」とのタイトルで動画を公開。ファンも大喜びする田中賢の姿に胸を打たれたようだった。
「足りない1本分を補填した鶴岡」
「1499本目は鶴さんに打たせてもらったと言っても過言ではない」
「めっちゃいいリアクションするやん」
「絶対に笑顔になれる動画」
NPB通算1499安打目は右翼フェンス直撃のタイムリーで締めくくった田中賢。同級生の一打がなければ生まれなかった現役最終打席だった。