第86回選抜高校野球3日目 佐野日大の田嶋投手が宣言通りの完封劇で鎮西を下す

プロ注目の左腕

 3日目の第3試合。プロのスカウトが熱視線を送る注目の左腕、佐野日大(栃木)の田嶋大樹投手が、圧巻の投球を見せた。初回に先頭打者の中野から空振り三振。その後も2回、3回と2つずつ三振を奪うと、毎回の12奪三振の好投で、鎮西(熊本)に完封勝利を収めた。

 甲子園入りしてから調子が良く「いい状態で球場に入れると思います。完封したいと思います」と話していた通り、好調をキープ。味方打線も相手のミスをつき、5回に満塁にすると佐川の2点タイムリーで先制し、そのまま逃げ切った。

 第1試合は沖縄尚学が報徳学園を1-0、第2試合は白鴎大足利が東稜を9-1で下し、それぞれ二回戦に進出した。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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