ボールボーイがインプレーのボールをキャッチする“珍プレー” ビックリの青木宣親も「ボール・プリーズ」

インプレーのボールを捕球してしまった少年
カンザスシティで行われたロイヤルズ対ヤンキースのゲームで、一塁ファウルグラウンドに座っていたボールボーイがインプレーのボールを捕球してしまう珍プレーが起きた。地元紙のスターレジャー、USA TODAY電子版などが報じている。
問題となったのは4回のヤンキースの攻撃。ブライアン・ロバーツの打球は一塁線を破った。しかし、そのボールをファウルと勘違いしたボールボーイの少年がキャッチ。そのまま、スタンドのファンに投げ入れてしまった。
その様子は地元のテレビ中継で何度も報じられ、一躍、時の人となった。ライトを守っていたロイヤルズの青木宣親が近づき、その少年にフェアであることを告げると、申し訳なさそうな表情を浮かべた。
記録は二塁打となったロバーツだったが「前にも見たことがあるし、気分が悪くなることはない。過ちを犯したけど、彼は一生懸命仕事をした結果だから」と気にしていない様子だった。目の前でハプニングが起きた青木はボールを返してもらおうと「ボール・プリーズ」とその少年に声をかけたという。
その少年は次に明らかなファウルボールが飛んできても、その反省からボールを取ろうとしなかった。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
